inside esm

アジャイルの実践者たち

日本のアジャイル開発は、ここ数年で広く認知されるようになりました。
しかし、広く普及したがゆえに、アジャイル開発における目的や価値観は多様化しています。
我々のアジャイル開発は、お客様と開発者の双方がハッピーになることを目的とし、
手法や方法論だけではまとめきれない実践知や価値観、そしてそれを実践する人々で構成されています。

Photo 永和システムマネジメント
代表取締役社長
チェンジビジョン代表取締役社長

平鍋 健児

プロフィール

福井県大野市に住み、お酒と映画とJazzを愛する。
1989年東京大学工学部卒業後、3次元CAD、リアルタイムシステム、UMLエディタJUDEなどの開発を経て、オブジェクト指向技術、アジャイル型開発の実践する「見える化」コンサルタントを生業としている。


ヒトコト

自分でオブジェクト指向開発を実践していく過程で、テクノロジーからプロセスへ、そしてピープルへとその興味が移ってきた。現在は「アジャイルな」すべてのものを志向している。最近の仕事は、マインドマップとUMLの融合エディタ、astah*(アスター/旧JUDE)の開発や新しいアイデアの可能性への挑戦である。


Official Blog »An Agile Way

講演

著書

Photo 永和システムマネジメント
フェロー

角谷 信太郎

プロフィール

1998年、立命館大学法学部卒業後、独立系SIベンダーにてSEとして勤務。2003年より現職につき、Rubyを活用してソフトウェア開発をアジャイルにしていくこと、グループメンバーの育成、カンファレンスなどでの講演や記事執筆などに従事している。
2007年から「日本Rubyの会」理事に就任。日本最大級のRubyカンファレンス「日本Ruby会議」の運営にも携わる。


ヒトコト

6年以上、アジャイルなソフトウェア開発に携わり体得した目的の1つは、お客様の求めるソフトウェアを届けるために「価値の流れ」をつくること、もう1つはその流れを保ち続けること。これを実現するためには、アジャイル開発プロジェクトの進み方という枠組みの中で、コミュニケーションと技術的な卓越の追求という「具」を一人ひとりが詰めていく必要がある。開発プロセスがアジャイルであるという事は、それぞれのプロジェクトでどれだけ「具」の詰まった、信頼のおける枠組みをつくる事ができるかを示す度合いとなる。こうした枠組みをつくりあげていく上で大切なのは、それぞれのチームとプロジェクトに役立つ手法を選ぶこと、成果物をお客様の要望に合う様に調整し続けること。ソフトウェア開発をアジャイルにしていくという道のりは、この先まだまだ長いと感じている。

講演

著書

Photo 永和システムマネジメント
アジャイル事業部 事業部長
/シニアコンサルタント

木下 史彦

プロフィール

1976年、滋賀県生まれ。
1998年に同志社大学工学部卒業後、独立系SIベンダーにて組込システム、Webシステムなどの開発に従事。2005年、XP(エクストリーム・プログラミング)を開発の現場に導入。2006年、永和システムマネジメントに入社し、アジャイルなソフトウェア開発を実践/推進。2008年にカナダで開催されたAgile2008 Conferenceにてアジャイルプラクティスの実践事例を発表。2014年、現在のアジャイル事業部事業部長に就任し、アジャイルな組織運営を目指す経営層/マネージャー層への提案やヒアリングをはじめ、アジャイルプラクティスを実践している現場への指導や助言、自社担当グループの組織運営、社内のRuby/アジャイル関連プロジェクトのマネジメントやセミナーでの講演などを実施している。


ヒトコト

自身でソフトウェア開発の現場でアジャイルを実践すると同時に、日本のソフトウェア業界においてアジャイルを推進してきた。その中でいくつもの壁にぶつかり、「日本でうまくいった事例はあるのか?」「アジャイルはスキルの高い人しかできないのではないか?」「我々の開発は特殊だから」「我々の組織では使えないのでは?」など様々な意見を聞くことで気づいた一番大切なことは、「現実の文脈と人に照らして、どうしたら自分たちのソフトウェア開発を成功に導けるのかを真摯に考えていく」という当たり前のこと。
ソフトウェア開発は生き生きとした人の活動であり、書籍やセミナーで紹介されている技法をそのまま現場で使用しても、プラクティスとしてうまくいくことは殆ど無い。プラクティスはスタート地点としては良いが、それを自分たちで考え、カスタマイズし、現場に適合させて初めて定着するものである。私は「自分たちで考え、工夫するためのヒント」を示し、自分たちの手でソフトウェア開発を成功させるための手助けをしたいと考えている。


Official Blog »http://fkino.net

講演

著書

Photo 永和システムマネジメント
コンサルティングセンター センター長

天野 勝

プロフィール

総合電機メーカーの情報システム部を経て、2002年10月より現職。
オブジェクト指向をはじめとするソフトウェア開発技術および、アジャイルソフトウェア開発手法の導入に関するコンサルタントとして活躍。現在、ソフトウェア開発現場を楽しいものとするため、アジャイルソフトウェア開発の実践/コンサルティングから得られた知見をもとに体系化した、チームファシリテーションの普及に注力している。
オブラブ 元事務局長
けぷた倶楽部 エバンジェリスト
プロジェクト・ファシリテーター協会 副理事
アジャイルプロセス協議会 運営メンバー
日本XPユーザーグループ 企画委員
ソフトウェアテストシンポジウム 実行委員
ETロボコン 審査委員


ヒトコト

2000年にアジャイルソフトウェア開発手法の1つであるXPを知って衝撃を受ける。それまで学んだ手法は、後で手直しするとコストがかかるため、手直ししないようにするためにどうするか、という考え方に基づいていた。しかしXPは、後で手直ししないということ自体が幻想であり、手直しのコストを低く抑えるためにどうすればよいか、という点に注目している。更に、つくるものだけでなく、つくる人にも注目し、持続可能な社会についてまでも言及されていた。ソフトウェア開発に関わる人が、今よりも少し幸せになる手段の一つとして、アジャイルの考え方を活かして欲しいと願っている。

講演

著書

Photo 永和システムマネジメント
アジャイルコンサルティンググループ
TDDコーチ/アジャイルコーチ

家永 英治

プロフィール

2003年 永和システムマネジメント入社。
2005年 角谷・t-wadaが加わっていたプロジェクトに参画。エクストリームプログラミングの現場を体験する。小さいフィードバックでのTDDを使った開発に衝撃を受ける。
開発プロジェクトでの実践を経験した後、近年は、アジャイルやテスト自動化のセミナー講師や導入コーチを行っている。
2015年3月に「スクラム実践入門」を共著で出版する。


ヒトコト

テスト自働化、リファクタリング、TDDが好き。退屈な動作確認の反復、スパゲティコード化、修正時のバグ混入、などの不安に悩まず、自信をもって機能追加を続けることができるから。
朝会が好き。チームメンバーの笑顔は自分も元気になって仕事をはじめられるから。困りごとを早期にあぶり出し、協力して倒すと、とても気分がいいから。
バックログの優先順位付けとストーリーを使った対話が好き。作業を粛々と行うより、リクエストの裏に隠れたニーズを捉えて、誰かにとって本当に役立つものを提供する仕事ができるから。
スクラムが好き。より良くプロダクトを作るための、仕事の進め方の創意工夫は、現場を信頼し、現場に任せているから。
エクストリームプログラミングがとても好き。ネーミングに似合わず、顧客志向、人間性の尊重、技術的な卓越などエッジが効ていながらも、バランスのとれたアプローチだから。

著書